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ビールが出る蛇口。良質のエッセイ。

主婦時間を充実して過ごすためブログを再開したものの、
パートの従業員から急病の知らせで、今週は毎日、一日中出勤することに。
・・・それはいいけど、本当に彼女のことが心配です。

そして「飲酒は一週間に一回」と豪語したけど、
まだ実現せず。

まずビールの誘惑。
店がとてつもなく忙しく、夜10時くらいにひと段落。
目の前には、生ビールが降り注ぐ蛇口。
黒いレバーを、軽く手前に引けばその黄金色の液体が手に入る。
・・・これを我慢するのって、そうとうな精神力。
で、結局帰る前に一杯飲んじゃうんですよね!

休みだった今日月曜は、家でサラダとナス・トマトソースのパスタを食べ、いま赤ワインを飲みつつまったり読書。
この幸せ。
程よく酔っ払うと、難解な本が読めなくなる代わりに、小説やエッセイに対する感受性が2倍くらいになるのが良い。
堀辰夫の「風立ちぬ」を読んで号泣したりしてね。
若いころは、読もうとすらおもわなかったジャンルなのに。

ドイツに住んでいるけど、お客様に色々本をもらったり、私も日本に帰った時まとめ買いするので、読むものは結構たくさんある。
でも、エッセイなどで詰まらないものがあると、ちょっと腹が立ちますよね。
こんなしょーもないものが活字になってるというだけでも腹立たしいのに、なぜ海を越えていまドイツにあるのか。
そういう本を見ると2ページでパタンと本を閉じることにしている。
・・・とはいっても、それは私の趣味の問題なので、他の人には面白いのだろうけど。

最近、常連さんにもらった文庫で、今読んでるのはこれ。


母のキャラメル (文春文庫―ベスト・エッセイ集)母のキャラメル (文春文庫―ベスト・エッセイ集)
(2004/07)
日本エッセイスト・クラブ

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文春文庫のこのシリーズ、他のも一冊もっているのだけれど、良質のエッセイばかり集められていてとても良い。
主婦の方が書いたエッセイで、涙がでてしまうものもある。
川上弘美さんのなんて、あーホント素敵。
野坂昭如さんて、かっこいい、と思う。

今度日本に帰った時、ベスト・エッセイ集他のも、きっと買ってきます。

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一時引退。お仕事の日々。


しばらくブログを放置してしまいました。

シュトゥットガルトのオイリュトメウムを卒業し、もう10か月。早!!

卒業後は、ニュルンベルクで、オイリュトミー100周年公演に出演(10月おわり)。
いくつかのソロと、ユモレスク、ゼーレンカレンダーをやった。
舞台上にあがってたのは、私を含め4人だけだったけど、私の師匠と一緒にずっといられたのが幸せだった。
プローベのあとはずっと彼女の家に泊まってたし、プライベートでもますます近い存在になった。

その公演がおわったらすぐ、フォルカー・フランクフルトによるプロジェクトが再開。
シュタイナーの、「自由の哲学」の第一章をオイリュトミーにするもの。
私を含め5人のオイリュトミストが出演者だった。
2013年1月まで、合計で11回の舞台。

場所によって、いろいろな観客、いろいろな反応。
お年寄りが多いところでは、終わったあと、なんだか絶対的な長い沈黙、そのあとにものすごい拍手。
ヴァルドルフ学校の高学年のために上演したときは、終わった瞬間に熱い歓声と大きな拍手。
でもこの舞台をとおして、やっぱりフォルカー・フランクフルトというオイリュトミストのすごさを知った。
この人の授業を受けられて、卒業後も一緒にできて、本当に良かった。

1月の公演のあとは、とりあえず夫のお店を手伝うことに。

新しい板さんがきて、私はキッチン引退。
(その板さんがお休みの日曜は、私がキッチンにはいる)
今まで働いていたホール係りのチーフが辞めたので、私がチーフに。

ウェイトレスは人生で初めてだけど、面白い。
というわけで、今はレストランで働く日々。

毎日働いてるとはいえ、月曜は定休だし、水・木・金のランチタイムはパートの女性に入ってもらってるので、私は昼間は主婦業+お店の雑用。

その時間に、お店のサイトやブログを更新したりするので、このブログもついでに再開しようと思ったわけです。

ついでに、とはいえ、一番の目的は、主婦としての時間を、充実して過ごすため、
勉強したり、本を読んだり、体にいいものちゃんと作ったりするため。
散歩もちゃんとして、体調を整えるため。
そして、お酒をあんまり飲まないように、自分を戒めるため。

妊娠待ちでもあるしね。

DSC_0089.jpg

↑毎日飲んでる。葉酸サプリ。あと、ビタミンとかヨードとか、いろいろ入ってる。

というわけで、とりあえずの目標は、

飲酒は週一日!!

がんばります。

公演ツアー (8) Bad Aibling

こうやって、ツアーを振り返ってブログを書いてる間にも、
なんとStuttgartでの最後の卒業公演一日目が終わってしまった。

ちょっと急ぎます!

さて、Bad Aibling の学校でご飯をたべたあと、ノヴァーリスハウスという老人ホームへ。

老人ホーム、ときくと、入居してるおじいちゃんおばあちゃんたちのための慰安公演、というイメージですが。
・・・アントロ系の老人ホームには、たびたび、すっごいホールがあります。
ホントに。

客席はゆうに500くらい。
アリーナ席ももちろんある。そしてちゃんとした照明も。

この舞台をみたとき、何しろ広いしきれいだし、ちょっとテンション上がる。
しかも、今日は私のソロ(ドビュッシー)がプログラムに入ってるので、俄然やる気がでる。

・・・しかし。

よく見ると、舞台上の4箇所くらい、なんと床の板が割れてる。
足で押すとバリって音がする。

そして、本番前のリハでは、照明につけていた色セロファンがはがれて、はらはらと落ちてくる・・・

などのトラブルが発生。
ガムテープが大活躍でした。

この公演では、皆に疲れが見えた。
私も、このままではやばい、と思い、皆が本番前に宅配のピザを食べている間に少し眠る。20分くらいの仮眠だったけど、ずいぶん楽になった。

それが良かったのか、私のドビュッシー、今までで一番良い感触だった。

観客が、この音楽で目にしたいものだけを見せる。
音楽そのものの美しさを、邪魔しない。

私のモットーをなんとか貫いた。

最後のショパンも、誰もコケることなく終わり、
「ブラヴォー!」
っていう賞賛のことばをいっぱいいただいた。


終わったあと、私はすぐに楽屋を出た。
ニュルンベルクで、一年目に教員養成セミナーでいっしょだったダニエラに会いに。

彼女はたまたま、この近くの町で数学と物理の先生として働いていて、私の公演を見に来てくれたのだ。
彼女と知り合った当時、私は全然ドイツ語がしゃべれなくて、たくさん助けてもらった。
いまでも、お姉さんみたいな感じ。(年下だけど・・)

スポーツ大好きで、休みの日は自転車で何十キロも走る彼女。
しなやかな体に、日焼けした肌、笑顔に白い歯がひかる。
スポーツしてるときの彼女は、もう見とれてしまうほどの体のバネと俊敏さ。
サバサバした性格で、もちろん頭も良し。
そう、言う事なしに、すごくかっこいいのだ。

そんなダニエラに、久しぶりに会った嬉しさにちょっと泣けてしまった。

お互いに近況を報告しあう。
同期のペトラと、一緒に暮らすかも~、と言うので、
いつか絶対遊びに来よう、と思った。

・・・それにしても、友人がいろんなとこにいるので行きたいとこがいっぱいでこまる。
一年に2~3回は旅行が出来る身分になりたいなあ~

さて、この公演で、バイエルンのツアーは終わり。
残るは、日帰りの Oeschelbronn と、Schaebisch Hall と、シュトゥットガルトでの卒業公演のみ。

私たちは、すべての荷物を積んで帰路についたのでした。

ツアー編、おわり。

公演ツアー (7) Bad Aibling


宿泊したのは、Bad Aibling の 治療教育のヴァルドルフ学校。
障害のある子供たちのための学校です。

自然がいっぱいで、回りは、見渡す限り草原!牛!小川!

とはいえ、眠いものは眠い。

7時に起床して朝食。
普段の私なら、朝からパンもモリモリたべられるのに、さすがに食欲がなくて、ミューズリーだけにした。
そういえば、ミルクをかけたミューズリーはこっちの人たちにとっては、さっぱりしたお茶漬けのようなものなのかもしれない。

みんなで、9時からの子供向け公演(30分ていど)のプログラムについて話す。

私は、子供が喜びそうな持ちネタが少ない。(どちらかというと大人っぽい雰囲気を求められがち・・)
なので、今回の出番はたった一回!
しかも、オバケやくなので、頭にシュライヤーをかぶる。
は~、ラクでよかった。

他にも、一回だけしか出番がない人は「ヤッター」と素直に喜んでいた。
みんな疲れてるんだな~、と思った。

ユモレスクをやる2人は、やっぱり引っ張り出される。
しかも、一人はオス猫、もう一人はフクロウの役。

やっぱり、子供たちは、詩の意味がよくわからなくても、動物の役をすると大喜び。
公演が終わったあとも、オス猫役のMは大人気だった。

9時半には終了。

みんなでブラブラさんぽして、草むらに寝転がってのんびりする。
12時から、学校の校庭でお昼ごはん。

子供たちが、私たちのために作ってくれたのは、
ジャガイモとかぼちゃを、ローズマリーと一緒にオーブンで焼いたの、
ハーブの入ったクアルクソースで。
それとサラダ。
デザートはルバーブのケーキ。コーヒーがあれば言う事なしだったけれど、さすがになかった。

またまた大好物。

先生は、この旅の間とても私たちにとても優しく、
食事のとき私の隣にすわると、必ず

「ユイは、パンやチーズは平気で食べられるのか」

と聞いてくる。アジア人をみると聞きたくなるらしい。

この質問、先生からもう5回以上受けているのだけど、いつも初めて答えるかのように

「私は、ドイツの食事は大丈夫なんです」

とニッコリと答えるようにしている。

ドイツ料理レストランの食事は全然好きじゃないけど、誰かの手作りの家庭料理や、パンやチーズは本当においしい。ビールとワインも!
肉料理は興味ないけど。。

先生が優しいのは、たぶんシュトゥットガルトに居るときのように雑用に悩まされないからだろう。
先生は、もうお年寄りだし、オイリュトミー界の人間国宝のような人なのに、
学校では雑用が多すぎるのだ。

食事が終わったら、荷物をまとめて出発。

同じ街の、ノヴァーリスハウスという老人ホームへ!

つづく

公演ツアー (6) Prien am Kimsee

公演はLのソロ(ベートーベン)で始まった。

当たり前だけど、舞台袖からは客席は見えないので、どれだけ入っているかわからない。
オイリュトミストは、舞台に出てはじめて、観客と対面する。
(それでも、照明があるので、客席ははっきり見えない。でも、どれくらい人がいるのかはわかる)

私の出番がきて、舞台に出たとき、お客さんがぎっしりと入っているのに気づいた。
もしかしたら、8割だったのかもしれない。
どちらにせよ、お客さんの熱烈な視線というか、こっちに向かってくる気迫がすごかった。

舞台上で練習しているとき
「この舞台、狭いし、あんまり良くないな~、楽しくないな」
と思っていたのに、まったく違う雰囲気。

オイリュトミーもおのずとかわる。

舞台って生き物だ~!って実感した。
このお客さんたちのために、出来ることをすべてする。
と、改めて自分に気合を入れる。

さて、フィナーレ、ショパンの終盤。
昨日、Sが転倒してまさに同じ瞬間。

私はちょうど、一番前、前方へぐっとせり出すシーン。

衣装の前のすそを踏み、すそを縫い上げていた糸が

ブチブチ・・・・

と切れる音。
私は前によろける。ていうか、ほぼ手を床に付いてしまう。
しかも、舞台のキワすれすれ!
そして、この舞台、とにかく高く、客席は低い位置にある。しかも、真っ黒なので、舞台上から見るとまるで奈落・・・
ホント落ちるかと思った。

でも、なんとか持ち直し、やはり何食わぬ顔で最後までやり遂げた。
開いた裾をちょっと引きずりながら。

あ~本格的にコケなくてよかった。

多分、かなりの疲れと、舞台の高さに一瞬ひるんでしまったんだと思う。
とくに、疲れていると、低い姿勢になったとき股を開きがちになるらしく、それを先生にあとで指摘された。
恥ずかしい。

気をつけよう!!と思った。
疲れてると、ほんとうに欠点がたくさん出る。

公演の後はそれでも、たくさんのおひねりが集まった。

おわったあと、せっかくだからキム湖を見に行こう、という話になった。
Prien のオイリュトミーの先生が、夜、ちょっと泳ぐのもすごく気持ちがいいわよ、とか言うと、皆ノリノリだった。

皆で車でキム湖へ。
暗かったけど、星がそらいっぱいに輝き、水面に移っていてとても綺麗だった。
水も透き通っているのがわかる。

寒かったので、泳ぐとか、私はてっきり冗談だと思ったのだが、すぐに一人目の男子が服を脱ぎ始め湖に飛びんだ。
そのあと、Sがその巨体を沈め、男子たちがと続く。
女子もパンツ一枚になって悲鳴を上げながら泳ぎ始めた。

・・・信じられん!

私とLは、寒かったので抱き合ってブルブル震えてた。
ムチャクチャやな~、みんな。と思ったけど、楽しかったのでいっぱい笑った。


そのあと、Iの両親のお家へ。
米入りの野菜スープに、パンを用意してくれていた。
すごくおいしかったのだけど、この時点で夜中の12時!
もうグッタリしてしまった。

そのあとさらに、車で30分くらいかけて、その日の宿、Bad Aibling のヴァルドルフ学校へ・・・
ここは、Iのお母さんが、オイリュトミー教師として勤めている学校。
学校でシャワーをあびて、寝袋にもぐりこんだのは、なんと夜中の2時前。

次の日は、この学校で、
なんと9時から子供向けの公演なのでした・・・
(7時起床)

Bad Aibling 編に続く。
プロフィール

Author:くろせゆい
高知県出身。京都→ドイツ・ニュルンベルク→エアランゲンを経て、現在シュトゥットガルトで、オイリュトミーの学校(Eurythmeum)に通っています。
少しでも多くの日本のひとに、オイリュトミーについて知ってもらいたいと思っています。

夫の経営するレストランのお手伝いもしています。レストランのサイトは→Restaurant Kurose

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